聖人君子にはなれそうにない

煩悩たっぷりなP1の日々感じたいろいろな事について書くブログ

「夢or現実?」夢と魔法と冒険の海での不思議な体験

夢と魔法と冒険の海で不思議な体験をした。

 

アメリカンウォーターフロントにあるシアター

本降りの雨の中、傘をさしながら外で小1時間ほど耐え忍んだ後シアターに入って席に着いた。随分前から並んだ甲斐あって前から6列目の席を確保できた。

それから程なくにシアター内は満席になった。

 

暖かい室内、冷え切った体が温まってくると自然と眠気が襲ってきた。

しかし、もう直ぐ開幕

眠気と戦いながら開幕を待っていた。

 

前の席のおかっぱの女の子が背もたれに手をかけ後ろを向きシアター内を見渡している。女の子と目があうと、女の子はこちらに右手を差し出してきた。

小さな手のひらの上には白い正方形の切り餅のような物体が乗っていた。

 

明らかに切り餅でも、ホワイトチョコでもない。

たこともない不思議な物だったので

「何だろう?」

と思いながらその物を見つめていた。

 

「どうぞ!」

と女の子は私にそれをくれる素振りをした。

 

私は前の席のおかっぱの女の子を見たまま、

隣に座っている息子に

「すごく疲れていて眠たい時に幻覚というか幻視を見ることあると思う?」

と聞いてみた。

 

(その時、この会話を周りの人が聞いていたら、絶対おかしな人と思われるであろうと感じながら...)

 

「あるんとちゃう?」

息子からは思いもよらぬ返事が返ってきた。

(「普通ないやろー!?」)

 

「まさかと思うけど、ママの前の席の女の子が後ろ向いて、白い四角い物体をくれようとしているの見えたりしてへん?」

 

(私には女の子が現実でない自覚があった!)

 

そう言って、前の席の女の子から視線を外して隣の息子の方を向いた。

 

「!」

 

今度は後ろからポニーテールの女の子が私と息子の座っている椅子の間の背もたれに両手をかけ身を前に乗り出してステージの方を見ている。

 

その少女の体は透けていて、少女の体の向こうに肘掛に左ひじをかけ寝ている息子の姿が見えた。

 

「これはアカンわ!」

 

そう言って正面を向くとおかっぱの女の子が消えていた。

もう一度息子の方を向くとポニーテールの少女も消えていた。

 

息子は先ほどと同じ姿勢で眠っている。

 

「さっき返事をしたのは一体誰だったんだろう?????」

 

不思議に思っているうちに開演時間になった。

 

 

「夢か現実か?」 

 

夢にしては、あまりにもリアルで

現実にしては、あまりに不思議すぎて

今となっては自分でもどちらかわからなくなっている。

 

この不思議な体験をして数日後、新聞でこのシアターの楽屋で火事があったと読んだ。

火事の原因は記されてなかったが、この少女たちが楽屋でいたずらをしたんじゃないかと密かに思った。

そうだとしたらあまりにも出来過ぎだ!