聖人君子にはなれそうにない

煩悩たっぷりなP1の日々感じたいろいろな事について書くブログ

職業体験御一行様

職場の廊下で見慣れぬ団体とすれ違った。

毎年恒例近くの学校からくる職業体験の御一行様だ。

ぞろぞろと、小声で話しながら、ダラダラと担当のスタップの後をついて回っている。

授業の一環なので仕方なく来ているのであろう

 

ネットで検索したら

文部科学省のサイトの中に ” 中学校職業体験ガイド ” なるものがあった。

(興味のある方は一度目を通してみてください。)

職業体験のねらいは" 望ましい勤労観・職業観の育成 "であるとある。

 

職業体験先は、商店、美容室、食堂、病院、診療所、老人ホーム、幼稚園、保育所など学校の近くの地域にある職場が多い。少し離れたところで自衛隊、"装甲車"とはいかないが学校まで車で迎えに来てくれるそうだ。変わったところで漁業、早朝船に乗って漁師さんと一緒に漁に出て、漁から帰ったら港で漁師めしが振舞われるらしく男子生徒に大人気ということだ。

 

しかしこの職業体験、人気のある職場は希望者が殺到し、希望が叶わないこともしばしばあるらしい。第1、第2希望どころか第5希望くらいまで書かされるそうだ。

第5希望ともなれば、全く行く気がしないであろう。

 

生徒を受け入れる側も、少なくとも1名は指導役として人員が必要になる。

そんなに人員に余裕のある職場があるのだろうか?

生徒も受け入れる側もどちらも、

「面倒くさい」

が本音ではなかろうか

(「とりあえず指導役が私じゃなくてよかった!」)

まあ生徒の中には

「授業よりはマシ」

といって喜んでいる子もいるだろう。

 

この職業体験、5日間にわたって行われるらしい。

学校の先生も時々生徒たちの様子を見にきている。

「本当に面倒くさい」

 

(私は学校嫌いだったので "先生=嫌いな生物" である。)

 

5日間の職業体験を通じて、望ましい勤労観・職業観の育成できたと誰がどう判断するのか?

職業体験が終わってから、学校に提出するプリントに先生達の望む回答を書いたら育成できたと判断するのか?

「アホくさ!」

 

まあ、確かにこの職業体験が

「将来仕事ついて働かなければならない」

「自分はどんな仕事を将来したいのか?」

と漠然とではあるが考えるきっかけにはなるのだろう。

 

しかし職業体験などというお膳立てをしなくてはならないほど、今の子供達は幼児化し将来自分で働いて自立するという発想を持てなくなっているのだろうか?

 

「 そんな事ない ‼︎」

「"引きこもり" や "フリーター" 対策のお役所仕事だ!」

 

と誰かに言ってもらいたい。

 

子供達が幼児化しているというが、そもそも子供達をいつまでも子供扱いする大人達が悪いのだと思う。

 

子供達もバカではない。ちゃんと考えているのだ。

 

そんな風に感じながら、陰から密かに担当スタッフを応援しつつ、生徒達の様子をうかがう今日の午後でした。