聖人君子にはなれそうにない

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悪魔のささやき〜納豆チーズトーストとワーファリン〜

納豆チーズトースト

それは息子が幼稚園に通っていた頃

息子が考案した食べ物である

その頃、好きだった納豆とチーズを食パンに乗せてトーストするだけ

大変シンプルな食べ物だが...

試行錯誤して今の作り方に落ち着いた

我が家の納豆チーズトーストの作り方は次の通り

 

1.納豆を付属のタレで混ぜてからパンに乗せ、その上にチーズを乗せる

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2.食パンの上で納豆とチーズを混ぜ広げる

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3.スライスチーズをまず1枚中心部におき

 さらにもう1枚スライスチーズを縦に4つに割り

 納豆が端から落ちないように包み込む

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4.トースターで2〜3分焼いて出来上がり

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この納豆チーズトースト

納豆&チーズ嫌いの人にとっては最悪の食べ物だと思われる

納豆を加熱すると納豆独特の匂いが増強する。

さらに納豆が食べるときにポロポロ落ちるのを防ぐために

つなぎとしてさらに細かいチーズを納豆と和えていてチーズ含有量が多い。

 

息子の肩を持つわけではないが以外と美味しい

納豆とチーズ、どちらも発酵食品で体に良さそうだし...

豆だから腹持ちもいいし...

 

納豆チーズパンを食べているといつも思い出すのが

納豆はワーファリンという薬を服用中の人は食べてはいけない食品の一つであるということ

 

ワーファリンという薬は1962年に発売されて以来、2011年までの約50年もの間

心房細動に伴う心原性脳梗塞症の予防薬として唯一の経口抗凝固薬として使用されてきた歴史ある薬剤です。

 

心房細動...以下 わかりやすく説明すると、

「心臓の心房が細かく振動した結果、心房内で血液が滞って固まりができ、その固まりが心室に運ばれ心室のポンプ機能で体内に押し出され、脳の血管に詰まることにより発症する” 心原性脳梗塞症 ”の予防薬として唯一の口から飲むことのできる血液を固まりにくくするお薬として使われてきた歴史ある薬です。」

と言ったところでしょうか

 

このワーファリンという薬の開発の経緯も有名な話です。

1920年頃、カナダやアメリカ北部で、牛に新しい病気が発生したという噂が広がっていて、若くて元気で食欲旺盛な牛が急に出血が止まらなくなって、バタバタと死んでいく。新しい伝染病ではないかと疑われたものの、1922年に牧草として牛に食べさせていたスイートクローバーが原因だと判明、その後の研究でスイートクローバーから抽出された成分から1943年最終的にワーファリンが合成されたと言われています。

 

このスイートクローバーは生育が良く、収穫も豊かで牧草として優れていたそうです。

また ”メリロット” とも呼ばれ、チーズやお酒の香り付けにも使われるヨーロッパやアジアで愛用されているハーブだそうです。

 

ハーブとして愛用されているとは知りませんでした。私の持っている生薬学の本には載っていないようなので生薬ではないであろうとは思っていましたが...それはさておき

 

 このワーファリンという薬は薬物、食品、患者の状態などに大変影響を受けやすいため、服用量のコントロールが大変難しい薬剤です。

それゆえに定期的な血液検査は欠かせないし、

調子が悪くなると歯茎から血が出たり、青タンができたり、血尿、血便が見られたりと結構厄介な出来事が起こったりします。

 

このワーファリンの血液を固まりにくくする効果をなくしてしまうのが

” ビタミンK ”

 

ビタミンKを多く含む食物を食べることによって、

ワーファリンの働きが弱くなり血が固まりやすくなります。 

 

ワーファリンを服用している人の食事の注意事項として次の3つが挙げられています。

1. 納豆、クロレラ、青汁を摂取しない

2. 緑黄色野菜は特に制限しないが、一時的な大量摂取は避ける。 

 食生活上や栄養学的に緑黄色野菜は必須なので、必要量は摂取する。

3. 偏食、大量飲酒をしない。

 

要するに

納豆、クロレラ、青汁

この3つの食品はビタミンKが大量に含まれているので、食べても飲んでもいけない。

それ以外の食品であれば個々の食品のビタミンK含有量など気にする必要は全くなく、

生きていく上で栄養は必要なので、バランスの良い食事を心がける

ということ

 

クロレラ、青汁は健康のために飲んでいる人がほとんどでしょうから、

「好きで好きで飲むのをやめられない!」

という人は今まであまり聞いたことがありません。

 

ですが、

納豆となると話は別のようで

以前、循環器科のDr.が講演で話していたのですが

ワーファリンを服用しなければならなくなった患者さんで、

「 納豆が好きで好きで、納豆のない人生なんて... 」

という方がいたそうです。

 

ワーファリン服用患者に納豆は大量にビタミンKを含むので食べてないけない食べ物

 

で、このDr.の話

 

「厳密に言えば、

 1年365日、うるう年なら366日

 1日も欠かさず、同じ納豆を、同じ量食べ続けるのであれば、

 その食生活に合わせワーファリン量を調節することは可能です。」

 

確かに、一理ある。

でもこれって結構ハードル高いよね

 

同じ納豆と言ってもも、挽き割り納豆のビタミンK含有量は糸引き納豆の1.5倍だということだし...

 

このDrの患者さん、納豆食べているのでしょうかね???